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内観の記録。その他。

心の鏡

最近よく聴いているSMAPの「心の鏡」

 

この歌詞が心に沁みます。

 

SMAP 心の鏡 歌詞 - 歌ネット

 


今まさにそんな心境です。

 

正直、こんな日が来るなんて思っていなかった。

 

真剣に自分と向き合ってきて本当に良かった。

 


神様は「この人なら再生する!」と思う人には、チャンスを与えてくれるのかもしれません。


人間として、生き物として不自然なものは、遅かれ早かれ、それを修正する機会を与えられる。

 

そう思っています。

 

 

「自分を諦めることは 一番悲しい嘘

気持ちを偽り生きる 世界はとても窮屈」

 

私は本当に今まで窮屈な世界で生きていました。


今までの42年間が無駄だったとは言わない。

 

でも、非常につまらない偽りだらけの人生でした。

 


実はそういう自分でいることも、自分で選んでいます。

 

それは、親の呪縛を解いた者だけがわかる世界です。

SAのメロンパン

昔、私がまだ普通に恋愛をしていた頃、

 

彼が「海老名サービスエリアのメロンパンが美味しいらしいよ!食べに行ってみない?」

 

と言い、2人でわざわざ東名高速に乗って、有名なメロンパンを買いに行ったことがあった。

 

 

実際に食べてみると、そんなに騒がれるほど美味しいものでもなく、

 

「そっか、まぁこんなもんだよね(^^♪」

 

と言うレベルのもので、特にテンションが上がるわけでもなく、来た時と同じ時間をかけて、また遥々家まで戻った。

 

 

そして今朝、マンションのゴミステーションにゴミを出しに行ったら、

 

近所の奥様につかまり、「石原慎太郎亡くなったわね~。数えで90歳ですって。」と話し掛けられた(別に興味ない)。

 

適当に話を合わせて家に戻ると、今度は下の階のおじいさんにつかまり地方競馬の話を30分された。

 

 

私が好きなのは中央競馬で、地方競馬には興味がない。

 

適当に話を切り上げて家に帰った。

 

 

その30分後、近所のスーパーに行こうと思い家を出ると、ばったり知り合いに出くわし、コロナの話を40分くらいされた。

 

ワクチンがどうとか感染者数がどうとか、濃厚接触者の定義とか本当にどうでもいい(興味がない)。

 

 

でも、、、

でもね。

 

今日本当に心から思った。

 

 

生きてるって、人生って、こういう何でもないようなことが幸せなんだと思う。

 

 

虎舞竜の「ロード」か!!

というツッコミはなしで(笑)

 

 

同じ地域に色々な人が生きていて、その人たちと同じ時間を共有して、死ぬまでそのコミュニティの中で生きていく。

 

それを楽しいと思えないなら、多分人生は相当つらい。

 

 

そして私も今では、人と触れ合うことは格段に楽しくなった。

 

 

冒頭の十数年前の私は、たとえデートに誘われても、「別に私、興味ないから行かない。」という態度だった。

 

人混みは嫌いだし、乗り物に酔うし、流行なんて全く興味ないし、そもそもテレビで紹介されたからとか、みんなが行ってるからという理由で、話題のスポットに行くことを極端に嫌った。

 

 

でも、なぜかメロンパンだけは行ってもいいかなと思い、車に乗った。

 

結果、楽しかった。

 

 

私が長年抱えていた「普通の人が当たり前に楽しめることを、一緒になって楽しめない。」という問題。

 

それはあのメロンパンの日をきっかけに大きく変わり、今では人生で最も大切なものの一つを教えてくれた出来事だったと思っている。

プロフィールにおける防衛機制

最近、SNSをやるようになってから、気付いたことがあります。

 

それは、プロフィールにADHDアダルトチルドレン、社会不適合者、HSS型HSP統合失調症などの言葉を書いている人がとても多いことです。

 

例えばTwitterなら、プロフィールのアカウント名の@以降に、わざわざこれらの言葉を入れているのです。

 

 

例えば「ちょこ@明るくなりたい社会不適合者」みたいな感じです(笑)

 

最初に見た時は「え?」と思いました。

 

でも掘り下げていくとある事に気付きます。

 

 

実はプロフィールに、このようなネガティブな言葉を入れてしまうのも防衛機制なんです。

 

こういう言葉で予防線を張って、「自分は傷つきたくない」アピールをしながら、必死に自分を守っているんです。

 

同じ性質を持った者同士を集めたいのなら良いですが、そうでない場合、だいたいネガティブなプロフィールはマイナスにしか作用しません。

 

 

そして、自分が持っているパーソナリティを、自分を守る手段として利用している限り、そこから一生抜け出すことは出来ません。

 

言うなれば、「私は社会不適合者なんです」という言葉を盾にして、“私は弱いから攻撃して来ないでね”アピールをしているということです。

 

 

“私は人間関係が不得手だから安易に近寄らないで”とか、もっと別のメッセージがある場合もあります。

 

で、問題なのは、こういう事をやっている時って、もの凄く疲れるんです。

 

 

生きづらさから抜け出す最初の一歩は、自分の認知の歪みを味方につけない、利用しないことです。

 

これは無意識にやっているので大抵の場合、本人は気付いていません。

 

 

自分を守るためには膨大なエネルギーが必要で、そのために常に無駄なエネルギーロスが発生しています。

 

それがいつも疲弊している原因です。

 

 

私はこの一年間、真面目に認知行動療法を続けて、生きづらさは全くなくなりました。

 

その経験から人にもオススメしていますが、ほとんどの人はまずやりません。

 

辛いとか言いながらも、今の自分でいた方がラクだし、何らかのメリットがあるからです。

 

 

 

むしろ、自分は一切変えずに外側の環境を変えようとする人ばかりです。

 

トルストイの名言「誰もが世界を変えたいと思うが、誰も自分自身を変えようとは思わない。」

 

本当にその通りだなと思います。

 

 

どれだけ外側の環境を変えようとも、付き合う人や仕事を変えようとも、その環境に適応するのは自分自身である。

 

という当たり前のことに気付くのに、私は20年もかかってしまいました(^_^;)

 

 

自分を変えないままどこに行っても、結局そのダメな自分がいつも存在する。

 

ようやくその罠から抜け出した気がします。

 

 

SNSの使い方も人それぞれなので、「社会不適合者の人集まれー!」っていう目的で使ってるなら、プロフィールにこの言葉は入れてもいいんです。

 

でも、自分を守るために、防衛機制として使っている場合は注意してください。

 

さらに認知が歪んで、自分のセルフイメージがどんどん壊れていきます。

 

 

ちなみに私はFacebookでこれと同じことをやっていて、

 

・ネット上で友達を作りたくない

・安易に人と関わりたくない

 

という思いが最初からあったため、全く人を寄せ付けない気持ち悪いコラムを書いて、いいね!やコメントが常にゼロという偉業を成し遂げました(笑)

 

 

誰からも反応されないって、逆に難しいんだぜ\(^o^)/

 

Twitterとかは、いいね!が付きやすいので、頻繁にいいね!をされますが、他の媒体はまだ様子見で、恐る恐るやっています。

 

なので、プロフィールで無意識に予防線を張って、防衛機制をしてしまう人の気持ちが痛いほどわかります。

 

 

ということで今回の記事は、自分への注意喚起も含めて書いてみました。

 

自分の人格の歪みを利用している限り、一向に改善の道が開かない。

 

これは知っておくといいと思います。

 

 

ちなみに、私が過去に見た中で一番面白かったプロフィールは「@親子でクローン病」です。

 

自分だけならまだしも、親子で病気アピール。

 

多分この人、一生クローン病治りません(笑)

思い込みに気付くヒント

思い込みになかなか気付けない。

 

色々考えても、何が自分の心のブロックになっているのかわからない。

 

そういう人も多いと思います。

 

 

その場合は、キーワードから拾っていくと、気付きやすいと思います。

 

最近の私なら、「新年会」「集合写真」「余興」

 

これらは、私の負の感情を激しく刺激したキーワードです。

 

ここからその裏側にある心理を探っていきます。

 

 

自分を観ていくという作業はとても大変なものですが、淡々と続けるしかありません。

 

少し前なら、「クリスマス」「プレゼント」「里帰り(帰省)」などの言葉にも、私は反応しました。

 

ちょっとした自分の感情の変化を見逃さないことです。

 

 

自分の心が反応したキーワードを軸に、それらを展開してさらに深堀っていきます。

 

地味な作業なので、ほとんどの人が心が折れると思いますが、だからこそ心の問題で苦しんでいる人が減らないんだと思います。

 

 

私には一つだけ自慢できることがあります。

 

それは一度決めたら、最後までやり遂げる強い意志です。

 

このブログを始めて、一年以上が経過しました。

 

 

この一年間、私は自分と向き合うことを辞めませんでした。

 

私とほぼ同時期に、パーソナリティ障害の治療でカウンセリングを受けていた方々は、どこかへ消えていなくなりました。

 

 

私は昔から、三日坊主とは無縁です。

 

やると決めたことは、最後までやります。

 

多くの人は続けることが出来なくて、脱落していきます。

 

世界で一番大切な自分さえも放置して・・・。

 

 

私がこの強い意志と続ける力を持てたのは、間違いなく幼少期の母親の教育のおかげです。

 

あの辛い環境の中で生きていくには、母親に対峙するだけの強い意志を持つしかなかった。

 

いつしか、私は世界で一番強い力を手に入れました。

 

 

継続するからこそ、自分を変えていく事が出来ます。

 

一瞬で自分が変わる魔法なんてありません。

 

継続力を持っていることが、大きな強みであることを、今日強く実感しています。

勝手に決めるな

年末なので実家に帰ってきましたが、実際に親に会うと、もの凄い勢いで呪縛が解けていきますね。

 

親の発言、態度が全部内観に繋がるからです。

 

 

今日は31日の大晦日

 

母親が当然のように「お蕎麦食べるでしょ」って聞いてきて、その瞬間に大きな怒りがこみ上げてきました。

 

 

勝手に決めるなよ

 

 

まるで、自分の言う事を子供が素直に聞くという前提で聞いてくるのが、非常に腹立たしいです。

 

悪いけど、自分が食べるものは自分で決めます。

 

 

子供の頃は、親に捨てられたら生きていけないから素直に従っていたけれど、もうそのゲームは終わりました。

 

二度と母親に支配はさせない。

 

私に命令するなヾ(`Д´)ノ

 

 

このところ、ずっと怒っているので、相変わらず皮膚がかゆいです。

 

ずっと抑圧していた大量の怒りが全部、皮膚から出ています。

 

 

がっぺむかつく(笑)

 

 

こうやって、私の生活すべてが母親によって支配されていたという事実を、40歳過ぎてから気付いた現実が非常に残酷で。

 

従順に支配されていた自分にも腹が立ちます。

 

「怒りの解放」

 

とても重要なステージなので、淡々とやっています。

 

 

以前の私なら、大晦日に「お蕎麦食べるわよね?」と聞かれたら、「はい」という選択肢しかありませんでした。

 

でも、今はいらないとハッキリ言えます。

 

 

今までずっと親に逆らうことがなかった娘が、ハッキリと自分の意志を示した瞬間。

 

母親の顔が、一度も見たことのない何とも複雑な表情になっていました。

 

 

永遠に子供を利用できると思うなよ。

 

あんたが抱えてる自分の心の問題を、子供を使って解消するなよ。

 

自分の問題は自分で向き合えよ。

 

 

子供のためを思って。

良かれと思ってやった。


嘘つけ。

 

本当はすべて自分の都合のためだろ。

 


こいつ支配できるなって親に思われたから、長年利用されただけ。

 

人生って面白いね。

 

親の呪い一つで人生詰むんだから。

 

今年も一年ありがとうございました。