SPDの趣味シリーズ第3弾です。
【趣味その3】
3つ目の趣味は競馬です。
と言っても、基本的にお金は賭けないので、レースは見るだけです。
昔は馬券を買っていた時期もありましたが、競馬で儲けようとは思っていないので、今は馬券は買わなくなりました。
ボート(競艇)も少しだけやりますけどね。
それも遊びです。
私の仕事(本業)はトレーダーですが、基本的にお金でお金を増やすマネーゲームが大好きです。
通常の投資に限らず、怪しいハイプ案件や、暗号通貨なんかもバンバン手を出します(笑)
それはともかく、何で競馬が好きなのか。
一言でいえば、「あっという間に終わるから」です。
競馬って、だいたい1レース2分くらいです。
(もちろんレースによって長距離もある)
ちなみに私は中央競馬しか見ませんので、レースは土日だけですが、
週に2回、たった2分強のレースで、人生の機微に触れられるのは、きっと競馬くらいでしょう。
競馬というのは、スターターのおじさんが赤旗を振って、
自衛隊のファンファーレが鳴って、お馬さんたちがゲートインして。
観客の歓声が「わー!」っとなる辺りがもうピーク。
道中、様々あれど全速力で走らされて、最後の直線でムチ入れられる人生なんて、2分が限界。
あのサッパリ感っていうか、コンパクトな感じが自分の人生とリンクするんですよね。
私のテンションも持って5分だから、わずか2分で物語が完結するシンプルさが、きっと心地良いのだと思います。
もちろん追い切りとか、レースに向けての準備期間は別ですよ。
あくまでも本番だけの話です。
まさに人馬一体。
馬も鞍上も常に命がけですから、そこから学ぶことは多々あります。
一歩間違ったら、事故って死にますからね。
そのギリギリのところで勝負している感じが、何ともたまらないのです。
パッと始まって、パッと終わる。
これが最高。
スキゾイドに持久力なんてありません。
サッカーとか野球とかバレーとか、長すぎてとても見ていられません。
年末の有馬記念は、一番テンションが上がる最高の祭りですね(笑)
ちなみに、私はファンタジストという馬が好きで、ずっと応援していましたが、
一昨年の11月24日に、レース中の事故で天国へ行ってしまいました( ;∀;)
パドックで初めて見た時に、なんてかわいい馬なんだろうって一目惚れして、それ以来ずっと応援していたんですけどね。
レース中に心臓発作を起こして、急性心不全であっけなく死んでしまいました。
前足から崩れ落ち、苦しくてもがきながらも、再び立ち上がって、
またゴールまで走ろうとしていたあの雄姿は、生涯忘れることが出来ません。
あの日、ファンタジストが旅立った京都競馬場の夕焼けは、今までに見たことがないくらい美しかった。
当たり前だけど、生きているものはいつか死ぬんですよね。
言葉が喋れないお馬さんから学ぶことは、本当にたくさんあります。
競馬は一人でこっそり楽しめる趣味なので、仲間の必要性はありません。
ぼっちの趣味としても最高です。
言わずもがな、競馬仲間とか、一緒に競馬を楽しむ友達は一人もいません(笑)
というわけで、3つ目の趣味は競馬でした。