最近、色々な人の会話を聞いていると、頻繁に耳にする言葉があります。
それは、
明日は我が身
です。
前からよく聞いていた言葉ではありましたが、
最近は災害や異常気象、コロナでの経済不安などで、以前にも増してよく聞くようになりました。
決してそれは他人事ではないよ、という意思表示として相手に寄り添ってるつもりなのか、
はたまた本気で不幸が、いつ自分の身に起きても不思議ではないと信じているのかわかりませんが、
この言葉を頻繁に使っていると、本当にそういう現実を引き寄せます。
他人が不幸になったからといって、それと全く同じことが自分の身に起きる確率は、
果たしてどれほどのものなのか、一度真剣に考えてみてください。
中には、戒めのつもりなのか、「明日は我が身」を座右の銘にしている人もいます。
謙虚な姿勢が是とされる日本においては、こういう言葉が戒めになることもわかります。
でも、あなたは明日は我が身の状態を引き寄せたいんですか?
この思い込みは、結構、強烈に作用します。
何か、不幸な事件やニュースを目にする度、明日は我が身を口癖のように使っている人は、なぜこの思い込みを持ってしまっているのか。
一度真剣に考えてみるといいと思います。