今日は眼科で定期検診でした。
検査が終わって診察室に行き先生と話していた時、「何でそれ、最初からちゃんと言わないの!」と怒られました。
前から気になっていた症状があったのですが、ずっと言わずにいて今日初めて伝えたら、「最初からちゃんと言いなさい」と怒られたのです。
その時、昔の私なら、
「あぁ、もう面倒くさい。だから人間は嫌いなんだよ。一生誰とも関わりたくない。ずっと一人でいたい。」
と思い、その場で感情のスイッチを切って、平然とした態度で逃げるようにその場を去っていたのですが。
今日はそんな気持ちには一切ならずに、
「いや、先生そう言いますけどね、こちらにも話すタイミングというのがあるんですよ。」
と淡々と切り替えして、うまく話をまとめました。
よくやった、私(*'▽')
で、そこでまた気付くわけです。
「何でちゃんと言わないの!」
これも一つのトラウマだったなって。
お母さんに、「絶対怒らないから正直に言いなさい」って言われて、正直に言ったら怒られるパターンってあると思うんですが、
私の場合は、そこに容赦ない母親からの否定が繰り返されていました。
つまり私の頭の中では、本当に思ってること、正直なことを言うと否定される。
この恐怖心がずっとあったのです。
どうせ自分の意見なんか誰も聞くわけがない。
どうせ正直に言っても否定される。
どうせ自分が考えたことなんて、間違ってるに決まっている。
だから何も言わない方がいいんだ。
何も感じなければ、辛くなんかないんだ。
どうせ自分なんて。
どうせ
どうせ
もう思考が全部これ(笑)
これでずっと生きてきたなんて信じられます?
で、今日その思考パターンから抜けていることに、自分で気付けたわけです。
私を容赦なく否定したのはお母さんだけで、病院の先生はただ思ったことを正直に言っただけ。
決して私の人格を否定したわけではない。
だって、患者が重要な情報を隠していたら、正しい診察にならないですからね。
お医者さんはただ必要なことを言っただけ。
そう思って、最後まで談笑出来た自分に驚きました。
もう着々と回復しています。
ていうか正直、先生に対して、
ごちゃごちゃうるせぇよ!!
ってちょっと思った(笑)
ちゃんと感情が出せるようになっています。
でもこのような稀有な体験をするのは、きっとパーソナリティ障害の中ではスキゾイドちゃんだけでしょうね。
もう死にかけの人の心電図とは絶対に言わせません(笑)