「自分はダメな人間だ」という思い込みがあると、そのダメな自分を感じたくない、または見たくないので、付加価値によって偽りの自分を作っていく。
そして偽りの自分の方を認めてもらおうとする。
しかしこれはとても危険で、偽りの自分の方が認められてしまうと、いずれ自己破壊欲求が起きて自滅する。
何故なら、偽りの自分が認められてしまうと、本当の自分が切り離されたままになってしまい、その乖離によって自ら偽りの自分を破壊しようとするから。
本当の自分を切り離して偽りの自分で生きてしまうと、自分が本当にやりたいことがわからなかったり、自分の本当の感情がわからなくなったりする。
付加価値で自分を埋めてしまう根本原因は、本当の自分に対する欠乏感なので、まずはそこと向き合っていく。
本当の自分が嫌だからとひたすら付加価値で自分を補って、偽りの自分の方を育てることを辞めること。