幸せじゃない人に限って、幸福論を語る現象って何なんだろう。
言えば言うほど虚しくならないのかな。
それこそ本当に勉強熱心で哲学者の名前なんて、ほぼ全て知っている。
自己啓発に関しては聖書から深く読み込んでいる。
なのに幸せになっていないのは何故?
そもそも自分が想定していたよりも、随分とマシな人生になっているというのは幸せとは言わないよ。
それはただ「思っていたよりもマシな人生になっている」という現実があるだけで、それを幸せだと錯覚してしまうのも認知の歪み。
子供の頃の家庭環境が悲惨だったから、あの頃に比べれば随分マシ・・・を幸せだと定義するの?
本当にそれでいいの?
自分をいつまでそんなふうに扱うの?
心から笑っていないなら、自分の人生に充足感や幸福感がないなら、それは全部嘘だよ。