ついに今月から「インサイドヘッド2」が公開になりましたね。
私は2はまだ見ていないのですが、1がとても良かったので、2もとても期待しています。
何せ「インサイドヘッド」は、感情を完全に失っていた私に内観の先生がおすすめしてくれた映画。
この映画によって、私は自分の感情を整理することが出来たので、思い入れの深い映画でもあるのです。
もし私のように「感情って何?」くらいまで落ちてしまっている人は、感情を取り戻す本当にいいきっかけになると思います。
ちなみに私が「インサイドヘッド」を見て良かったと思った点は以下。
・全ての感情は主人公を幸せにするために存在している
・幸せになるためにいらない感情はない
・人は感情とともに成長していく
・感情なんていらないと切り離していた愚かな自分の間違いに気付いた
・人間の感情がどういう場面で動くのかが知れて面白い
・私はひたすら「カナシミ」に共感し、「イカリ」は本当に自分にはないのだなと思った
・人間の頭の中で何がいつも起こっているかが如実にわかる
・人生にとって思い出がいかに大事かがわかる
・両親が感情面で子供に寄り添うことの大切さがわかる
・全ての感情は単独では存在出来ない
・それぞれの感情がチームのように輪となって動いている
・物語の最後で主人公の人生を救うのは「ヨロコビ」と「カナシミ」
・感情ってこんなに意志があってたくさん喋るものなのか
だとしたら、これを抑圧してるのは本当に大変なことだなと
・自分の中にどれだけの感情が生き埋めにされていたかに気付いたと同時に、
感情が豊かだったら人生はとても充実すると気付いた
・5つの感情たちがリアルに一々すべての出来事に反応するのが面白い
・逆に感情がここまで脳内でうるさいのなら瞑想なんかとても無理だと思った
とまぁ、こんな感じで箇条書きにすると気付きがたくさんあるわけです。
そして私が一番最初に「インサイドヘッド」を見た時に思った感想はこれです。
感情うるさい(笑)
もうこれにつきます。
ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミの感情たちがずっと休みなく喋ってるんですから、頭の中が静かになる瞬間なんてありません。
感情がちゃんとある人って、頭の中がこんなに賑やかなんだ・・・というのが最初の衝撃でした。
私は2歳の頃からすでに感情を切り離していたので、頭の中が常にうるさい状態なんて経験したことがなかったですから。
なので、自分とは真逆の世界を見て驚きはあったものの、感情というものを改めて見直す本当にいい映画だったのです。
2もなるべく早めに見て、またあの感情の世界を味わいたいと思います。