一つ前の記事で、無価値感について話しましたが、実は無価値感の強い人に言ってはいけない言葉があります。
それは、
「○○さんって凄いですね」
「○○さんは本当に価値のある人ですね」
この2つです。
何故なら、この言葉が相手をダメにするからです。
無価値感の強い人は、常に自分を承認して欲しくて、凄い人だと言って欲しくてその瞬間を待ち構えています。
私のことを凄いと言ってくれ。
価値のある人だと言ってくれ。
と。
こちらからすれば、言ってたまるか!です(笑)
これらの言葉を言ったら、相手の思うツボです。
だいたい、「○○さんって本当に価値ありますよね~!」なんて称賛する人間関係って健全ですか?
一体相手に何を求めてるんですか?って話じゃないですか。
私も元々、無価値感の強い人だったので、このタイプの人の心理は手に取るようにわかります。
だから絶対に上記の言葉は言ってはダメなんです。
調子に乗るから。
相手の称賛に胡坐をかいて、自分と向き合おうという努力を怠るから。
ここは、はっきり言うよ。
無価値感の強い人へ。
自分で自己受容して、自分の価値は自分で認めなさい。
相手から価値を認めてもらおうとするんじゃない。
あなたはそのままで価値がある。
ありのままのあなたで、そこにいていい。
だから、付加価値を前面に出して、相手に称賛を求めるのはもうやめなさい。
そして対になっている称賛側に回っている人たち。
むやみに無価値感の強い人に、「○○さんは本当に価値がありますよね」とか「○○さんは価値が溢れてますね」とか、「○○さんは本当に凄いですね。」とか言わないこと。
相手の自分と向き合うチャンスを奪ってるから。
もし誰からも称賛されず、自分の居場所がなくなれば、嫌でも自分と向き合う日が来ます。
でも周りが称賛しちゃうと、それに安心してしまって、まだ自分にも居場所があるって勘違いしちゃうので、堂々巡りになるんです。
無価値感の強い人は、どんな手を使っても承認が欲しいので、そのためだったら付加価値を権力として使ってアピールしてきますが、
「で、それが何か?」くらいの気持ちでいてください。
調子に乗らせたら、一生無価値感の呪縛から抜け出せません。
とても重要なので、知っておいてください。