Xで最近投稿した呟きからの転載です。
メモとして残しておきます。
・自己の確立というのは、他者との人間関係を通してのみ得られるものであり、自分の中だけで完結させるのは不可能です。例えば友達や恋人と喧嘩をして仲直りをする。このプロセスによって、少しずつ自己が確立されていきます。なので、友達や恋人と喧嘩すらしたことがない人にとって、自己の確立は果てしなく遠いものなのです。
・何かこの人好きじゃない、嫌な感じがする、ブロックしたいという相手に出会ったら、だいたいその人は自分と同じ心の闇を持っています。何故なら、その「嫌だ」という反応自体が投影だからです。
・一人のメンターにコミットして、その人の話だけを有難がって聞くようになると、恐ろしいほど盲目になります。特定の誰かを特別に凄いと思わない方がいいし、話は色々な人から聞いた方がいいです。わりと普通の人がとんでもない体験談を持ってたりしますから。
・子供がいると「パパ!何で崖の上のポニョにはトトロが出ないの?」って聞かれたりするんですね。毎日のようにこういう質問を繰り返されていたら、それは成長しますよね。子供がいると、自分だけでは絶対にしないような脳の使い方を要求されて、とても面白い人生になると思います。
・メッキは剥がれるものではなく、自分で剥がすものです。これ最高ですよ。自分で剥がす瞬間、恍惚感に包まれます(笑)
・人は生活に困っていなくて、生きる上で何とかなっていたら、絶対に真剣に自分とは向き合いません。本気になる時は現状維持が出来なくなり、バランスが大きく崩れた時です。何かあってからでは遅いではなく、何かないと動けないのが人間なんです。
・遅刻する人の中でも10分とか15分とか微妙に遅れてくる人が一番厄介。相手を怒らせない程度の絶妙なコントロールかつ、1時間遅れてくる人とは歪みの質が違うんですよね。微妙にお試し行動入ってるし。遅刻癖は直らないんじゃなくて、直ったら困るから直さないだけです。遅刻することにメリットがあるからやってるんです。
・ちなみに同じ場所や同じ相手に対して毎回遅れてくる場合は、その場所に行きたくない、その人に会いたくないと潜在的に思っていることがほとんどです。人間の本音は言葉ではなく行動に現れます。毎回遅刻するということは、その行動の方が本音なんです。
・これもあるあるなんですが、遅刻してくる人は絶対に謝らないし、逆に相手が遅れてくると怒ります。これ何やってると思います?認知って本当に深くて面白いんですよ。こういうの考えてるから、毎日楽しくて眠れません(笑)
・話を聞いているだけで興奮して面白い人って滅多にいない。一昨年出会った東大卒の変態さんは、本当に存在してくれてありがとうと思わず手を合わせてしまうほどに面白い。この人には一生ついて行きたい。
・ちょっとでも自分の心の中のネガティブな問題に触れそうになると、逃げる人って本当に多い。特に私と関わると、まるで品評会みたいに「こんなの出てきましたよ」って、歪みを次々に掘り起こされてテーブルの上に並べられちゃうから、危険を察知して素早く逃げるのだろうな(笑)
・結婚なんかしない方がいいと言っている人は、例外なく愛着の問題を抱えている。結婚するしないに関わらず、愛着の問題を放置していると、本当の意味で幸せにはなれないので、仮に生涯独身でいるとしても、愛着の問題には真面目に取り組んだ方がいい。
・ご飯を食べた後に眠くなるとか、ちゃんと寝ているのに眠いというナルコレプシー的な人に多いのは、現実の世界が嫌すぎて、全ての感覚をシャットアウトしたい、生きているという感覚を味わいたくない、世の中に見たくないものがありすぎて、むしろ眠ってしまいたい、何も感じたくないみたいな潜在的な欲求から過度な眠気を引き起こしている可能性もあります。単に食後の眠気は血糖値の問題だけではなかったりしますよ。
こんなさりげないメモでも、十分なほど内観の材料になりますので、ぜひ活用してみてください。