身体的な疾患、精神的な疾患どちらにも当てはまりますが、病気を自ら作り出している根本的な思い込みというのがあります。
私が今まで色々な人を見てきた中で、ほぼ全員が共通して持っている思い込みです。
正直、この思い込みを持っているから病気になっている、そして長期に渡って病気が治らないと言ってもいいくらい根本的な思い込みです。
それは何か。
「自分がこんなに辛くて大変な目に遭って来たことをわかって欲しい」
これです。
このアピールのために症状を出している人がとても多いのです。
もっと言えば、自分がとてもしんどい家庭環境の中で必死に我慢して耐えて生き抜いてきたことを認めて欲しい。
自分が深く傷ついていることをわかって欲しい。
どれだけ大変な状況を必死で生き抜いてきたかを理解して欲しい。
この思いを消化させずに、深いところで持っているから病気になるんです。
つまり自分のことを
わかってくれーーーーーー!!!
と言いたくて症状という形で表現をしているんです。
今、体の調子が悪い人、精神的に不安定な人。
この思い込み持っていませんか?
言わずもがな、私もあったんですよ。
この思い込み。
だから気付いたんです。
「自分がこんなに辛くて大変な目に遭って来たことをわかって欲しい」
これはもちろん親に対して子供が思っていることです。
そしてこの思い込みの裏には大量の怒りと悲しみがあるんです。
だから、この怒りと悲しみの感情をしっかり解放しないと、症状は消えないんです。
今日は短めにさらっと書きましたが、今日の記事だけで号泣する人もいるはずです。
それくらい今日書いたことは病気になりやすい人が持っている深い思い込みだからです。
今日の内容をきっかけに、自分がどれだけ傷ついているか、怒っているか、悲しんでいるか、どれだけ自分のことをわかって欲しかったのか、真剣に向き合ってみてください。