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内観の記録。その他。

子育てあるあるからの内観

私が会社員だった頃に営業マンとして働いていた会社が倒産したことを知り、地味にショックを受けているちょこです、こんばんは。

 

そもそも販売しているサービスが子供向けの商品だったので、現代の少子高齢社会において、この会社が潰れるのは時代の流れ的に仕方ないのかもしれませんが、とてもお世話になり、楽しく働いていた会社だけに何だか寂しいですね。

 

 

外回りがメインだったから、毎日ドライブ気分で本当に楽しかったんだよなぁ。

 

と懐かしい思い出はさておき。

 


今日は子育てのお話です。

 

これ、ネットで見つけてあるあるだよなぁって思ったのですが、

 

 

「子育てが終わって後悔すること」


・自分の都合で怒ってしまったこと
・価値観を押し付けてしまったこと
・他の子と比べてしまったこと
・子供の「見て!」に反応しなかったこと
・仕事や家事を優先したこと
・話を聞いてあげなかったこと
・本人の好きなこと、やりたいことを応援出来なかったこと

 

もうあるあるですよね(笑)

 

 

仮に自分に子育ての経験がなくても、自分の子供時代に親からこれらをやられた人は多いと思います。

 

でね、その事について親を恨めるかって言ったら、それも違うと思うんですよね。

 

 

だって親側の言い分はこうです。

 

 

これは私のネット起業家仲間の主婦の愚痴ですが、自宅で仕事をしていると、


・5分起きに呼ばれて集中出来ない
YouTubeばかり見せるのも罪悪感ある
・邪魔扱いしたくないけどピンポイントで邪魔してくる
・「ママ見てー!」と騒ぐから見にいったら何もなかったりする
・あと1分待って!を待ってもらえない
・何かおとなしいな?と思う時はだいたい悪さをしている

 

もう終始こんな感じなんです。

 

正直、気が狂いますよね(笑)

 

 

で他にも親として、


・ちゃんとしたご飯食べさせなきゃ
・生活習慣きちんとさせなきゃ
・公園に連れて行かなきゃ
・何かあって死んだらどうしよう(だから常に目が離せない)

 

などの「しんどさ」「義務感」「責任感」みたいなものがどんどん掛け合わさっていって、子供が目の前にいることすらしんどくなってくるらしいんですね。

 


で、子供が大きくなって手がかからなくなっていって、冒頭の「子育てが終わって後悔すること」を仮に見せられたとしても、それでも私はやっぱり子供にイライラするだろうし、「もう1回子育てやり直せるよ」って言われても、良きママとして物分かりのいい子育ては出来ないとそのママ起業家さんは言うんですよね。

 

 

何度再チャレンジが出来たとしても私はずっと同じように、子供に対してイライラしながら仕事したり、「何でわかってくれないの!言うこと聞いて!」って同じ事すると思うって。

 

そしてね、でも唯一二度目の子育てで改善出来ることがあるとすれば、「イライラしている時」と「イライラしていない時」の2パターンのママだけはなく、もっと子供の気持ちを汲み取れる別パターンのママになることは出来るかもしれないと。

 

 

これ凄い本音だと思いません?

 

私は子育ての経験はないけれど、子供を育てるって本当に大変なんだなって痛感したんですよね。

 

 

これが一人っ子ならともかく、二人、三人と人数が増えたらもっと大変なわけじゃないですか。

 

こういう話を聞くと、私がずっと親に対して恨みのように持っていた「もっと話を聞いて欲しかった」とか「もっと構って欲しかった」みたいな気持ちって、そもそも無理だったんだなって思うんですよね。

 

 

自分が親側の立場になったら本当に無理(笑)

 

だから、最近はお父さんやお母さん側のリアルな声を聞くために、子育ての話なども内観の参考にしています。

 

 

子供側が満たして欲しいことと親側が提供出来ることには、本当にもの凄く差があるから。

 

そこに気付くと、大変ながらも一生懸命育ててくれた親には、本当に感謝の気持ちが湧いてきます。

 

 

妖怪ママンとか言ってごめんって(笑)

 

自分の親が毒親だった人は、なかなか理屈だけで納得出来る問題ではないですが、今回の記事では親も大変だったということが伝わればいいなと思っていますし、逆に親側の視点から内観してみるってことも是非取り入れて欲しいなと思います。