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「今を生きる」とは

「今を生きる」


何度挑戦して心が折れたかわかりませんが、私にはとても難しい生き方でした。

 


思えば子供の頃から、有事に備えて常に気を張っているのが当たり前だったので、親の機嫌を損ねた先の結果を想像して、今の自分の在り方を決めるみたいなスタンスが普通になっていました。

 

この癖がなかなか直らず、常に周りを観察することにエネルギーを使っていて、自分のことにはなかなか集中出来なかったんですよね。

 

 

母親の言葉を一つでも聞き間違えたら、本当に大惨事になる環境だったから。

 

それこそ常に背中にも目がついているような状態だったんですよね。

 

 

機能不全家庭の中で生き抜いていくには、それが当たり前だったから。

 

何かに没頭している時でも、ちょっと物音がしただけで覚醒してしまうから、本当に何かに集中して打ち込むみたいなことは出来なかったんです。

 

 

そうしている間に自分の身に危険が迫ったら困るから。

 

だから、いかに自分を安全な場所に置き、防衛するかみたいな意識しかなかったんです。

 

 

それに、私は元々感覚よりも思考が優先されてしまう性格だったので、今この瞬間を「感じる」よりも何かを「考えている」時間の方が圧倒的に長かったんですよね。

 

それが一気に解決したんです。

 

 

このブログではお馴染みの生きる目的です(笑)

 

 

あれだけ「今」に集中出来なかった私も、今は生きる目的に邁進しているので、自分のやるべき今に集中出来るようになりました。

 

今まで今を生きることが出来なかったのは、家庭環境のせいだとか自分の性質のせいだと思ってたんですが、違ったんです。

 

 

今を生きれないのは、生きる目的がなかった、またはその目的がズレていたから。

 

こんな単純なことだったんです。

 

 

今この瞬間に時間を忘れてまでも打ち込みたいミッションがある。

 

これで私は今を生きれるようになりました。

 

 

あとは認知の歪みや、思い込み、過去の未完了になったままの問題を放置していると、そういった問題の抑圧にエネルギーを奪われ、そもそも今に集中するだけのエネルギーが残っていないという問題もあります。

 

私はこの5年間でひたすら自分の脳を整理したので、だいぶ軽くなり省エネで動くようになりました。

 

 

思い込みや過去の未完了の問題が一つ片付くごとに、自分自身が軽くなっていくからです。

 

その結果、今に集中するだけのエネルギーが十分に余っていて、アクティブになっている面もあります。

 

 

なので、今を生きるということを実現したければ、

 

1.自分が何のために命を使うのかそのミッションを明確にする

 

2.認知の歪みや、思い込み、過去の未完了になったままの問題を解決し、脳内を断捨離して余計なことに脳のリソースを取られないようにする

 

 

これで今を生きることが出来るはずです。

 

参考にしてみてください。