平等山浄光寺に書かれている有名な言葉があります。
「言っている事ではなく、やっている事がその人の正体。」
この言葉こそ、まさに認知行動療法の真髄ですよね。
言行不一致こそが最も認知を歪ませる原因なのですが、言っている事とやっている事がズレていると、自分の脳がこじれるだけでなく、周りからの信頼も失います。
私は基本的に人と接する時、相手の言葉は一切聞いていません。
行動のみ見ています。
それで本当にその人の正体がわかります。
その人を知るには行動だけで十分だからです。
認知行動療法では、言葉と行動を見て、歪んでいるところを直していきます。
正確には、
思っていること
言っていること
やっていること
この3つが一致しているかを細かく見ていくのですが、ここがズレていると認知が歪んだまま生きていくことになるので、認知行動療法では徹底して「思考」と「言葉」と「行動」を一致させることをやっていきます。
言ったことではなく、やったことだけを見る。
これは情報やニュースでも同じで、誰が何を言ってるかではなく、実際何が行われたのか、行動ベースでその事実だけを見るようにすると、余計な洗脳がされにくくなります。
「言っている事ではなく、やっている事がその人の正体。」
この言葉はとても重要なので、メモして覚えておいてください。