今日は珍しく健康のお話です。
というのも、素晴らしい動画を見つけたのでシェアしたいなと思いまして。
その動画がこれです。
詳しくは動画を見て頂きたいのですが、砂糖を筆頭に敵視されがちな甘いものですが、それが必ずしも体に害ではなく、むしろ必要であるというお話です。
私はかつて胃癌をやったことがありますが、スキルス胃癌のステージ4までいってしまったため、もう最後の方なんてまともに食事すら出来ないわけですよ。
そんな時に、糖質は癌の餌になるから食べてはいけない、糖質は毒だなんて体が考えると思います?
人間は何とかして生き延びようとしますから、体が末期の状態になっても、何とか食べれるものを摂取しようとするんですよね。
その時に私が唯一食べれたのがお米だったんです。
つまりお粥です。
それも白米の。
癌の末期に玄米なんて体が受け付けませんし、肉も魚も野菜も消化出来ません。
むしろタンパク質や野菜なんて全部吐いちゃって食べれないんです。
でもそんな時に胃に優しくゆっくり体に染みこんでくる白米の有難さ。
実はこれ、私だけではなく多くの癌サバイバーが経験しています。
糖質が毒だと?
寝言は寝てから言え!!(笑)
癌の人は糖質制限をした方がいいなんて簡単に言ってくれるけれど、胃癌の末期になるとタンパク質なんて食べれないし、消化出来ませんからね。
むしろ、そういう人にこそ食べれるのが糖質なんです。
私は大袈裟ではなく、癌から白米で復活したと言ってもいいくらいです。
そして同じ体験をした癌サバイバーをたくさん知っています。
糖分は私の命を救ってくれた。
私の癌サバイバーの仲間の命も救ってくれた。
だから私は糖質制限には反対派です。
体が食べ物を何もかも受け付けなくなって、それでも最後に食べたいもの、食べれるもの。
それが本当に人間にとって必要な栄養素だと私は思っています。
大病をして、それでも最後にステーキをがっつり食べたい人なんています?
いや、いるかも知れないけど(笑)
何が良いとか悪いとかじゃなくて、ジャッジをせずに何でも有難く頂きましょうということです。
そして今回紹介した石原先生のお話。
救急車で運ばれてきた患者さんに真っ先に打つのはブドウ糖が入った点滴。
これで実際回復するんですよね。
某大学病院では、全く食欲がなく何も食べれなくなった患者さんにチョコレートを食べさせたりしています。
さて常識って何でしょうか?
一度自分が持っている「こうでなくてはならない」という常識を疑ってみるといいと思います。
私は白米のお粥で人生救われましたけど、別にお米信仰を持っているわけではないです。
小麦も好きですし、肉も魚も野菜も冷凍食品もジャンクフードもお菓子も全部好きです(笑)
「甘いもの全般がダメ」という考え方は、自分の世界を狭くすると思いますよ。
何でも食べたらいいじゃん。
って大病を乗り越えた私は思っています。
そして実はこの話は凄く深いので、私の実例とともに改めてちゃんと記事にしたいなと思っています。