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内観の記録。その他。

幸福になるとは

「幸福になる」または「幸福を目指す」という言葉の裏には「今、私は幸福ではない」という前提が含まれているから要注意。

 

私は現時点では、「幸福になる」という言葉に強い違和感を感じていて、思想的にはアインシュタインの、

 

私は心地よさや幸福などを人生の目的だと思ったことは一度もありません。私はこれらを「豚飼いの理想」と呼んでいます。

 

という言葉に深く共感し、支持しています。

 

なぜなら、そもそも幸福は目指すものではなくて、単なる通過点だと思っているからです。

 

この話はとても深く長い話になるので、いずれ改めて記事を書きますが、皆さんもよーく人を観察してくださいね。

 

過去の哲学者も含めて、「幸福」について語っている人ほど、不幸な人が多いですから。

 

幸福はゴールではなく通過点。

 

この発想で人生を見てみると面白いですよ。

スピノザの48種類の感情を整理する

最近、私が熱心にやっているのが感情の整理。

 

その際に参考にしているのが、「スピノザの48種類の感情」なのですが、これを使って感情の見直しをしていると、自分がいかに感情表現が乏しいかが分かって愕然としますね。

 

 

以前受けていたカウンセリングでも先生に散々言われたのですが、「○○の出来事が起きた時、どんな感情を感じましたか?」の質問に私が答えると、

 

「ちょこさん、それは感情ではなく思考です。思考じゃなくて感情を答えてください。」と、何度も注意されていたんですね。

 

 

何せ私は、3歳から感情を消して生きてきてしまったので、感情を一瞬で消して理性に切り替える癖というのはなかなか治らず、

 

特に私のように仮に感情が出たとしても、それをわずか3秒で消してしまう極めて感情の薄いスキゾイドには、自分の感情について明確に答えるという事はなかなか難しいので、今はひたすら感情を味わう訓練をしているのです。

 

 

ちなみに、スピノザの48種類の感情とは、以下の48個になります。

 

欲望
喜び
悲しみ
驚き
軽蔑

憎しみ
好感
反撥
帰依
嘲弄
希望
恐怖
安堵
絶望
歓喜
落胆
憐憫
好意
憤慨
買い被り
見くびり
妬み
同情
自己満足
謙遜
後悔
高慢
自卑
名誉
恥辱

思慕
競争心
感謝
慈悲心
怒り
復讐心
残忍
臆病
勇敢
小心
恐慌
鄭重
名誉欲
美味欲
飲酒欲
貧欲
情欲

 

中にはこれも感情なのか?と思ってしまうようなものもありますが、この一覧を参考に私は日々トレーニングをしています。

 

そしてこちらの図は、私がカウンセリングを受けていた時に精神科で使っていたものです。

 

 

カウンセリングでは、この図を見ながら今感じている感情を教えてくださいと言われましたが、当時の私はほとんど答えられませんでした。

 

感情をほとんど感じないことがむしろスキゾイドちゃんの特技ですから、この感情のトレーニングは本当に大変だったのです。

 

 

でも、おかげさまで最近は怒ったり泣いたり喜んだり、かなり感情が豊かに表現出来るようになったので、本当に順調に回復しています。

 

感情が豊かだと、人生が何倍も楽しくなる。

これは本当に間違いないです。

文春砲と自己破壊欲求

突然の文春砲で松ちゃんが大変なことになっていますが。

 

これも結局、自己破壊欲求ですよね。

 

 

いきなり週刊文春が何年も前の出来事を掘り起こして記事にしてきたのではなく、松ちゃん自身がそろそろ身を引きたいなと潜在意識で思っていたから、それがこういう形で実現した。

 

ただそれだけだと思います。

 

 

松ちゃんの発言とかを見ていたらわかりますが、完全にテレビの世界に失望し、興味を失ってますよね。

 

ダウンタウンとしては、まだ現役で仕事はしているけれど、言葉の端々から「テレビの世界はもうつまらない。ここに自分がいる意味がない。」

 

そう思っているのを感じ取ることが出来ます。

 

 

そして、そんな事を本人が潜在意識で思っていれば、潜在意識は「わかりました!じゃあ芸能界から離れられるように、そういう状況を作ってあげますね!」と張り切って、現実化してきます。

 

それが今回の文春砲だったと私は見ています。

 

 

潜在意識は手段を選びませんので、今回のようにスキャンダルで自分のポジションを奪うということも平気でやってきます。

 

でも本人は心の奥でホッとしているのではないでしょうか。

 

 

この自己破壊欲求というのは、心理学の世界やカウンセリングでも度々出てきますが、本当に容赦ない形で自分を破壊してきますので、皆さんも変な思い込みは持たないように気を付けてくださいね。

TOO MUCH PAIN

高校生の頃、私は毎週のように新宿の歌舞伎町で弾き語りをしていたのだけど、ある日の夜、仕事帰りのサラリーマンが私たちグループの前に立ち止まってくれて、歌を聞いてくれたことがあった。

 

その時にちょうど歌っていたのが、ザ・ブルーハーツの「TOO MUCH PAIN」

 

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そのサラリーマンのおじさんは、私たちが歌うこの曲を聞いて号泣し始め、その後ギターケースに1万円を入れてくれた。

 

 

当時の私は今の日本に希望などない、何てくだらない世の中なんだと思っていたけれど、その社会を支えていたお父さんたちは、決して弱音など吐かず、色々なものを抱えながら頑張っていたんだなぁと思って、そのおじさんの涙を見て、私ももらい泣きした。

 

 

今では積極的に弾き語りをすることはなくなったけれど、かつて楽しんでいた趣味の一つとして、時々ギターを弾いては歌って息抜きをしている。

 

夕暮れもよく歌ったなぁ。

 

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今からもう20年以上前の話だけれど、1990年代後半の新宿歌舞伎町はとても楽しかった。

悲しい力

2005年。
私はある一つのブログに出会った。


アイリッシュセッションブログ。

 


ある一人の男性が東京からアイルランドへ旅立ち、その時の旅の記録を綴った、ただの旅行記だ。


彼は当時、教員を辞めて職を失っており、アフィリエイトで生計を立てようと試みるも、ことごとくうまくいかず、借金を抱えて生活していた。

 


精神的に追い込まれ、いよいよ相模湖に身を沈めようかと限界に来ていた時、


「そうだ。俺、アイルランド行きたかったんだ。」


なぜか彼はアイルランドに飛んだ。

 


そして、その旅行記をシェアしてくれた。


私はこのブログを読んだ時、一日中泣いていた。

 


(以下ブログから一部引用)


自分のままじゃ、愛されないと思っていた。
だから、自分じゃない自分を演じた。


たくさん勉強して、代々木ゼミナールの全国模擬試験で1番になったり、学年委員になったり、文化祭の監督指揮をしたり、おどけたり、笑わせたり。

 


必要以上に一生懸命で、必要以上に頑張っていて。


すればするほど、苦しくて、やればやるほど、辛かった。

 


期待に応えなくちゃ。
すごい人にならなきゃ。


尊敬されなきゃ。
偉くならなきゃ。

 


頑張った結果、色んな力を手に入れた。


しかし、それは僕が欲しかったものと少し違った。

 


悲しい力。
それは「悲しい力」だね。


手に入れれば入れるほど、悲しいのだろうね。

 


小さな声で、空が話し掛けてきた。


悲しかったんだね。
寂しかったんだね。

 


ずっと、探していたんだね。
自分の居場所を探していたんだね。

 


居たいところに居ていいよ。
期待に応えなくていいよ。


したいことをしていいよ。
傷つけられたら怒っていいよ。

 


自分を守っていいよ。
心を閉ざしたい時は、閉ざしていいよ。


言いたくないことは、言わなくていいよ。
一人でいたいときは、一人でいていいよ。

 


いたくないところには、いなくていいよ。
行きたいところにいっていいよ。


自分で選んでいいよ。
必要以上に人に誠実でなくていいよ。

 


もっと適当でいい加減でもいいかもよ。
無愛想でもいいんだよ。


そうか、僕は演じていたのか。
気にいられるために。

 


ここにいないでと言われないために。
そこまでして、居場所が欲しかったのか。


ギターが一緒にいてくれた。
今夜はずっとパブで一緒にギターを弾いた。

 


贈り物のような夜。
ここにいていいんだ。


僕はここにいていい。
生きていい。

 

(引用ここまで)

 


きっと、私が持っていたのも「悲しい力」だ。


人間は本心を誤魔化して生きていけるほど、強くはない。

 

 

遠い昔の思いの影の:アイリッシュセッションブログ

 

このブログを読んだ2005年。

本当に涙が枯れるまで泣いた。