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内観の記録。その他。

Summer Snow

私が表現する感情の中で最も少ないのは怒りだろうと思う。

 

人生で記憶している限り、怒った記憶はほとんどない。

 

学生時代からずっと仲の良い友達も、会社員時代の同僚や先輩も、今の仕事仲間も家族も誰一人、「ちょこが怒ったところを見たことがない」という。

 

 

怒りがないわけではないけれど、「怒る」という感情を遠いどこかへ忘れてきてしまった。

 

そしてそれは、内観をしている時だけ突然出てくる。

 

 

私の心の中は、常に穏やかで優しくて静かで。

 

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それはまるで夏に降る雪のようだと思っている。

 

Summer Snow

 

世界で一番大好きな曲。

スキゾイドちゃんの感情シリーズ「鬱陶しい」

前回の感情シリーズで、私が過去に一番多く感じていた感情は「鬱陶しい」だったという話をしましたが、では2番目に多く感じていた感情は何か?と考えてみたら、これも衝撃的な答えだったので、書いてみます。

 

感情ランキング第2位に輝いたのは・・・。

 

虚しい

 

 

もう私ってば本当に感情面、最悪ですね(笑)

 

でも正直に「虚しい」が2番目に多かったんですよね。

 

とにかく何をやっても全て虚しくて、一人でいる時だけは虚しいという感情を感じずに済んだから、ずっと一人でいた。

 

みたいな。

 

 

何をしててもずっと虚しいなんてことあります?って感じなんだけど、本当にこの世のもの全てが虚しかったんですよね。

 

悲しいじゃなくて、虚しいなの。

 

この感覚がわかるスキゾイドちゃん、他にもいるかなぁ。

 

いたらいいなぁ。

自立とは依存先を増やすこと

「自立とは依存先を増やすこと」という言葉があります。

 

そして、ここから最も遠い位置にいるのがスキゾイドです。

 

自分以外の者といかにうまく付き合えるか。


これが出来ないスキゾイドは、自分にだけ極端に依存している状態で、実はこれは全く自立出来ていない状態と言えます。

 


本来人というのは、他人に頼ったり、サポートを求めたりしながら生きていくものですが、スキゾイドはそれが一切出来ず、自分にだけべったり依存している状態なんですよね。


これも認知の歪みであり、かなり両極端な考え方なんです。

 

 

最も健康的なのは、その中間の考え方。


人と程よい距離を保ちつつ、必要に応じて人と関わることが出来、持ちつ持たれつの関係が構築出来る。

 


適度に人と関わって、頼ったり交流出来る依存先が複数あることが、人間関係においてはとても大事なんです。


自立のために依存はとても重要で、この依存先がないスキゾイドは、ずっと自分にだけ依存している奇妙な存在。

 

 

この世で、最も自立出来ていないのがスキゾイドであり、これは実は最も不幸な生き方なんです。

 

私も長年勘違いしてましたよ。

 

一人で生きているんだから、自立してるでしょって。

 

 

自立=適度に人と関われること、人に依存出来ること

 

これが出来るようになって初めて本当の自立なんですよね。

 

 

私の場合、全て一人でやって事後報告。


ずっとこれで生きてきたから、正しい依存なんて感覚もわからないし、到底無理だったと思います。(今はだいぶ出来るようになってる!)

 

 

しかし、知れば知るほど深いスキゾイドの闇。

 

「ぼっち最強説」が私の中でどんどん崩れていきます(笑)

自己受容とパートナーシップ

先日、内観仲間が言っていた「愛されるのに必要なのは自分とのパートナーシップ」という言葉があまりにも素敵だったので、シェアしたいと思って記事を書きます。

 

この言葉を言っていた方も、機能不全家庭で苦しんで育ち、愛着の問題を多く抱えていた方です。

 

でも、必死に自分と向き合って過去を乗り越え、幸せな結婚をされた方です。

 

 

彼女は気付いたんです。

 

「私が誰からも愛されないのは、私が自分を愛していないからだ」と。

 

愛着の問題には、「自己受容」と「自己否定」があります。

 

 

そしてパートナーシップに最も重要なのは、この自己受容なんですよね。

 

つまり、「自分との関係性=自己受容」が出来ていない人は、不思議なほどパートナーが出来ない。

 

 

とにかくモテない、仮にパートナーが出来ても問題ばかり起きる、さらにこじらせた人は恋人いない歴=年齢なんていう悲惨な状況になっていきます。

 

自分で自分をどう扱っているか?


その答えがすべてパートナーシップに出るんですよね。

 

 

特に恋人いない歴=年齢という人は、それだけ長年に渡って自分との関係性をこじらせている人なので、より愛着の問題が深刻なんです。

 

何故なら、パートナーシップの根っこにあるのは愛着の問題だから。

 

 

私は中学生の時に愛着障害と診断されてから、ずっとこの問題を抱えてきましたが、やはり6歳までの間に親からずっと否定されて育ってきたというバックグラウンドが本当に致命的で、「どうせ自分なんて」という自己否定の世界から抜け出すのは容易ではないんです。

 

結婚していた時に、元夫が愛着を一から育て直すリハビリを一緒にやってくれましたが、控えめに言ってこれが地獄だった。

 

 

愛情に触れられれば触れられるほど、自分がかつて母親から否定され続けたあのトラウマが蘇るんです。

 

そうして、もう面倒だから放っておいてくれ・・・となってしまう。

 

 

必要以上に他人と距離を取り、自分を守り続けてきた日々。

 

しかし、そんな私はもうここにはいません。

 

 

「愛されるのに必要なのは自分とのパートナーシップ」

 

内観仲間のこの言葉を聞いて、素直にかっこいいなと思ったんです。

 

私も早くそのステージに行きたいなと。

 

 

自分を幸せにするには、親の呪いを解く以外に方法はありません。

 

残念ながらどれだけ自己啓発を学んでも、心理学を勉強しても、哲学書を読んでも幸せにはなれないんです。

 

 

そうだったでしょ?

 

幸せになりそうになるといつも「どうせ自分なんて」の呪いが、襲い掛かってきたでしょ。

 

最高のパートナー出来なかったでしょ。

出来てもうまくいかなかったでしょ。

 

 

私がようやく自己受容が出来るようになったのは、今から一年前です。

 

つまり44歳からです。

 

 

遅っ!!(笑)

 

 

でも着々と回復しながら前に進んでいます。

 

愛着の問題は向き合うのにとても時間がかかるので、「愛されるのに必要なのは自分とのパートナーシップ」という名言を発した仲間も、これを言えるようになるまでに数年かかっています。

 

しかもその間、地獄のような心理セッションを何度も経験しながら・・・(笑)

 

 

幸福に生きるためにはパートナーは必要です。

 

生得的なアセクシュアルでもない限り、誰もが人を好きになる感情を持っているはずです。

 

パートナーは自分にとって一番の映し鏡になります。

 

 

自分を大切にしていなければ、自分のことを大切にしてくれる人とは出会えない。

 

自己否定を持っているうちは、本当の意味で幸福になることは難しい。

 

だから、まず何よりも自分を救うことが先決なんです。

 

 

世の中には、自分が幸福ではないのに幸福になる方法とか教えてる人が特にスピリチュアル系には多いですけど、優先順位おかしくないですか?って本当に思います。

 

まずは自分を満たすことからです。

 

 

ちなみに、幸福の要素は以下の12個から成り立っています。


1 仕事、キャリア
2 お金、資産
3 健康
4 家族、パートナーシップ
5 人間関係
6 学び、自己啓発
7 遊び、余暇
8 持ち物、住宅、物理的環境
9 社会貢献
10 精神世界
11 セルフイメージ、性格
12 時間

 

 

これ全て満たされてますか?

 

何か欠けているものはありませんか?

 

人はこれら12個の要素が全てバランス良く満たされた時に、幸福な状態になると言われています。

 

 

逆に言うと、どれか一つでも欠けていると幸福の車輪は回らないんです。

 

自分の車輪が回っていないのに、他人を幸せにするお手伝いとかしてる人多いですけど、まずは自分自身にこの12個を満たしてあげてください。

 

自己受容がちゃんと出来ると、この12個は全て完璧に満たされるようになっています。

 

 

さて、今日も耳の痛い話を書きました。

 

内観ってどこまでいっても耳の痛い話しかありませんが、それが自分と向き合うということです。

 

引き続き頑張っていきましょう。

アイルランド旅行記#2が公開されました

前回紹介したアイルランド旅行記の#2がアップされました。

 

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相変わらず最高です(*'▽')

 

 

私がこの動画をアップしているYoshiさんと知り合ったのは、今から19年前。

 

2005年に彼のことを知り、それ以来ずっとフォローさせて頂いています。

 

 

私が知り合った当時のYoshiさんは、小学校教諭という職を手放し無職になっていた時で、元々アダルトチルドレンADHDで苦しんでいた彼は、当時世の中に絶望し相模湖に身を沈めて、この世から消えてなくなりたいという限界の状態にいたんですよね。

 

でもそこからメルマガを使い、あっという間にお金を稼ぐようになって人生を大逆転させ、アイルランドに一人で旅立った。

 

 

2005年に公開されたYoshiさんのアイルランド旅行記が、私の人生を大きく変えたと言っても過言ではなく、その当時のストーリーの続きを見せてもらっているようで、本当にワクワクしているのです。

 

私には確実に自分の人生を変えてくれたキーパーソンが何人かいて、Yoshiさんはその一人なのです。

 

 

この人に出会えて良かった。

 

そう思える人が多いほど、人生は豊かになります。

 

そしてあなたに出会えて良かった。

 

自分にそう言ってくれる人が多いほど、人は幸せになります。

 

 

滅多に感情を表に出さず、常に反応が薄い私が何に感動し、何に反応しているのか。

 

それを記録として残すのも、内観の大きな役割だと思っています。