「自立とは依存先を増やすこと」という言葉があります。
そして、ここから最も遠い位置にいるのがスキゾイドです。
自分以外の者といかにうまく付き合えるか。
これが出来ないスキゾイドは、自分にだけ極端に依存している状態で、実はこれは全く自立出来ていない状態と言えます。
本来人というのは、他人に頼ったり、サポートを求めたりしながら生きていくものですが、スキゾイドはそれが一切出来ず、自分にだけべったり依存している状態なんですよね。
これも認知の歪みであり、かなり両極端な考え方なんです。
最も健康的なのは、その中間の考え方。
人と程よい距離を保ちつつ、必要に応じて人と関わることが出来、持ちつ持たれつの関係が構築出来る。
適度に人と関わって、頼ったり交流出来る依存先が複数あることが、人間関係においてはとても大事なんです。
自立のために依存はとても重要で、この依存先がないスキゾイドは、ずっと自分にだけ依存している奇妙な存在。
この世で、最も自立出来ていないのがスキゾイドであり、これは実は最も不幸な生き方なんです。
私も長年勘違いしてましたよ。
一人で生きているんだから、自立してるでしょって。
自立=適度に人と関われること、人に依存出来ること
これが出来るようになって初めて本当の自立なんですよね。
私の場合、全て一人でやって事後報告。
ずっとこれで生きてきたから、正しい依存なんて感覚もわからないし、到底無理だったと思います。(今はだいぶ出来るようになってる!)
しかし、知れば知るほど深いスキゾイドの闇。
「ぼっち最強説」が私の中でどんどん崩れていきます(笑)