今日は早朝からお花見に行ってきました。
桜が見れるスポットを色々回ってきましたが、今年も生きて桜が見れたことに本当に感動しています。
さて、「すずめの戸締まり」です。
この映画は以前から内観の先生にずっとオススメされていて見たかった作品なのですが、そのうちテレビでやるだろうと、地上波での放送を待っていたんですよね。
そしてついに昨夜、金曜ロードショーで放送されたので早速見てみました。
もうね、感動しすぎて最後の方はほとんど号泣でしたよ。
なぜこの映画を内観の先生がオススメしていたのか、その理由がハッキリ分かりました。
詳しくはネタバレになるので、まだ映画を見たことがない方のために詳細は書きませんが、「すずめの戸締まり」は傷ついた過去の自分を、大人になった自分が助けに行く物語なんですよね。
主人公のすずめは、4歳の時に東日本大震災で母親を亡くしてしまい、そのショックでずっと心に深い傷を負っていたのですが、高校生になってようやくその傷と向き合うことが出来、新しいスタートが切れる自分になれたんです。
一番最後のシーンで、すずめが幼い頃の自分を迎えに行き、深く傷ついていた小さな自分を救い出す場面はまさに内観そのもの。
最後に自分の力で全てを整理して、自分で扉を閉めて「行ってきます!」というセリフを言ったシーンでは、涙が止まりませんでした。
私も度々このブログで書いていますが、本当に自分を救えるのは自分だけなんです。
人はどこかのタイミングで覚悟を決めて、自分と向き合わねばならない。
そんな事を改めて教えてくれた最高の映画でした。
今辛い状況にいるけれど、なかなか最初の一歩が踏み出せない。
「すずめの戸締まり」は、そんな方に是非見て欲しい映画だなと思います。