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内観の記録。その他。

SPDの特徴シリーズ2「他人からの評価について」

このシリーズでは、SPDの特徴を少しずつ紐解いていきます。

シリーズ2回目はこちら。

 

・賞賛にも批判にも無関心


・自分の身だしなみや髪型、体型といった身体的特徴に関心が薄い

 

・他人からの評価や社会的な地位、名誉、財産、流行などに関心が薄い

 

 

この辺の特徴について、話してみたいと思います。

 

 

基本的に私の場合、他人からの評価というのは一切気にしません。

 

本当に評価なんてどうでもよく、何かを達成したとしても、自分が納得すれば良いので、他人に認めてもらいたいとか、褒めてもらいたいとは全く思っていません。

 

 

これは何故かと言えば、小さい頃にそもそも親から強烈な否定を毎日のように繰り返されているので、根底にどうせ認められないんだから、自分で納得すればいいという思いがあります。

 

また、私は人生で親から褒められた経験がないので、最初から賞賛についてはすでに諦めていて、全く期待していないというのもあります。

 

 

そして批判に関しては、もともと心が弱く些細な言葉にも傷ついてしまうので、最初から聞かないようにするか、聞いたとしても都合よく心のスイッチを切って、いちいち反応しないようにします。

 

つまり一見、「無関心なように見える」のですが、心の深い部分まで探っていくと、実は人一倍、他人からの目を気にしていて、根底には否定されることへの強い恐怖があることに気付きます。

 

 

ただ、それを見ないように、聞こえないようにするフリだけは長けているので、周りからは無関心なように見える。

 

そんな感じだと思います。

 

 

基本「諦め」がベースにありますから、別にどっちでもいいというか、今更褒められたり、功績を残したり、自分の名前が売れたり、そんなのは興味すらないというか、むしろそんな所で注目されたくないと思っています。

 

これは傷つきたくないからこその、心の防衛反応だと私は思っています。

 

 

そして流行にも一切興味がありませんから、流行りのファッションとかSNSとか、インスタ映えする食べ物とか、そういうものにも何一つ興味がありません。

 

それどころか、そういうものに反応している人たちを、心の底ではバカだと思っている節があります。(本音なのでスイマセン。笑)

 

 

何でそう思うのか。

 

そんなものどうせ一過性のもので、いずれ無くなるでしょ!と思っているからです。

 

 

私の場合は、幼少期からの強い否定や裏切り、挫折によって心に深い傷を負っているので、薄っぺらい何かにはあまり興味が持てず、常に本物志向というか、噓偽りのない、確固たるものが欲しいという気持ちが人一倍強いのだと思います。

 

つまり絶対に裏切らない、確かなものにだけ触れたい、物事の本質にだけ触れていたいという欲求です。

 

 

そして見た目的な話ですが、私は自分の身だしなみにも一切興味がなく、そもそも周りから綺麗とか、かわいいと思われたいという願望が一切ないので、私の普段の私服は相当酷いそうです。

 

親からは「そんなチンドン屋みたいな恰好して歩くのはやめなさい」とよく言われたし、かつての恋人からは、これ見よがしにファッション雑誌やメイク雑誌などを買ってこられ、髪型や服装、メイクなどを直すようにうるさく指導されました。

 

 

磨けばもっと光るのにもったいない。

何度言われたかわかりません。

 

 

ちなみに私が初デートで着ていった服は、花柄のピンクのシャツに、ショッキングピンクのウインドブレーカーを羽織って、下は赤いズボンに、靴も派手なピンクのスニーカー。

 

もしズボンもピンクだったなら、完全に林家パー子です(笑)

 

こんなので、デートしてくれたこと自体が奇跡ですが、当の本人はダサイとか全く思っていません。

 

 

家にいる時は、色褪せたTシャツとかでも全く気にしないし、中学生時代のジャージとかも平気で着るし、顔はずっとスッピンだし、人生で髪の毛をセットしたのは、成人式のたった一日だけです。

 

 

今まで例外なく、家族や友人や恋人や仕事仲間から、

 

ねぇ、その服なんとかならないの?

 

と言われてきました。

 

 

あまりにもセンスがなさ過ぎて、というか人からどう見られてるか気にしなさすぎて、散々バカにされてきました。

 

その結果、私はある必殺技を覚えました。

 

 

それはなんと、

 

マネキンが来ている服を丸ごと買う

 

マネキンにセッティングされている服は、全身コーディネートされてますから、あれを一式買えば一件落着です(笑)

 

 

じゃあ何で、自分の身だしなみに興味がないのか。

結局これも諦めですよね。

 

今更努力したって、見た目なんか大して変わりはしないだろう。

そう思っています。

 

 

女子トイレで延々と化粧直しとかしている人を見ると、正直馬鹿なのかなって思います。

 

そんな、つけま付けたくらいで、目の印象なんか変わらないでしょ!って常に思っています。(本音なのでスイマセン。笑)

 

 

でも、こうして書き出してみると、やはり根底にあるのは強い「諦め」ですよね。

 

ただ、人からの目線や評価が気にならない点については、今日ここに書いた内容ではまだ納得がいっていない部分もあるので、もう少し自分と向き合って、掘り下げていきたいなと思っています。

 

 

ちなみに、私が普段どんな服装をしているのか。

 

これはたぶん13歳くらいだと思いますが、

 



 

普段からこんな格好で普通に外を歩いています。

 

センスないですかね?

 

赤い靴はわりとイカしてると思うんだけどな~。

あとウエストポーチ!!

 

これはナウいYO。(当時)

 

 

さすがに高校生の頃に、ウエストポーチはダサイからやめた方がいいよとアドバイスをもらったので、付けなくなりましたが。

 

そんな訳で今回はなぜ他人からの評価や、流行や身だしなみなど、自分が人からどう見られているかを気にしないのかについて掘り下げてみました。

 

 

あ、念のため言っておきますが、私は小さい頃から潔癖症なので、服のセンスはないけど、清潔感だけはちゃんと意識しています。

 

メイクはしないけど、肌とかも恐ろしく綺麗ですからね(笑)

 

 

と言うわけで、今後また気付く点があれば、別途記事を追加したいと思います。