「生きてるだけで丸儲け」とか、「健康でさえいてくれればいい」「元気でさえいてくれればいい」というタイプの思い込みは、実はとても怖いことに気付いた。
この手の思い込みがある人は、試練の多い人生になりやすい。
子供の頃に、別に勉強が出来なくても、スポーツが出来なくても、お友達と仲良く出来なくても、健康でさえいてくれればそれでいい、と親から言われたことのある人を観察していると、
なぜか難病になったり、事故に遭って大怪我をしたり、障害者になったり、借金まみれになったり、試練のような出来事が起きている人が多い。
でも、なぜそうなるのか、この言葉たちをよく考えてみればわかる。
「健康でさえいてくれれば」「元気でさえいてくれれば」
この言葉の裏にある本当の意味に気付くと、ゾッとする。
親が子供に絶対に言ってはいけない言葉だ。
実は私も、人生で3回死にかけていて、もはや生きてること自体が奇跡だと思っていた。
だからつい最近まで、「私がいま与えられてる時間は、神様からのおまけの時間だ」とか言って、それをわざわざプロフィールにも書いていた。
今気付くと、何て怖い事を書いていたのだろうと思う。
この思考はとても危険であることに気付いたので、すぐに辞めた。
気付けて良かった。
親は子供が元気でさえいてくれればと、つい思ってしまいがちだと思う。
同じように、
病気さえ治れば
体の不調さえ消えれば
この苦痛さえ取れれば
この食品さえ食べていれば
このルールさえ守っていれば
お金さえあれば
親さえ死ねば
結婚さえ出来れば
勉強さえ出来れば
このスキルさえ身につければ
という「~でさえ」という思考はとても危険で、より現状を悪化させる言葉たちだ。
他にも、「元気ですかー!!元気があれば何でも出来る。」という言葉も結構危ない。
つい「1、2、3、ダァ~ッ!!」とやりたくなるが(笑)、気合いが入るどころか、逆に病気になる。
親から刷り込まれた言葉以外にも、自分で気に入ってアファメーションにしている言葉なども、逆効果になるものが多いので、私も言葉には十分に気を付けたいなと思った。