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内観の記録。その他。

詳細プロフィール2

以前にもプロフィールは書いていましたが、今回改めて別の視点から自己紹介的なものを書いてみたいと思います。

 

1979年、とても厳しい教育方針を持った母と、元裏社会で生きていた父のもとに生まれる。

 

育った家庭環境は、支配、義務、否定の3重苦。

 

母親の絶対的な支配下に置かれ、その支配下で数々の義務を課され、それを拒否すれば人格まるごと否定されるという地獄のような環境で育つ。

 

 

私には実家を出る18歳まで人権、自由意志、選択権が一切なかった。

 

母親の言うことが絶対であり、ただただそのルールに服従する日々。

 

同居していた祖父母は究極の過保護ジャンキー。

孫を溺愛するあまり行き過ぎた過保護により、私は両親との板挟みで常にダブルバインド状態に苦しむことになる。

 

 

私に異変が起きたのは2歳の頃。

 

この地球に自分が存在していることに強烈な違和感を感じ、自分の心にも体にも全てのものに違和感を感じるようになる。

 

(後にこれが離人感であることを知る)

 

 

3歳になると吃音、緘黙の症状が酷く、家族以外とは一切会話が出来なくなる。

 

言葉を発することが出来ない。

喋れない。

 

この辛さは中学3年生まで続いた。

 

 

幼稚園に通う頃には平和思想に憑りつかれ、不平等なこと、理不尽なことをこの世から排除しようという意識がとても強くなり、また押し入れの中で毎日瞑想を始めるようになる。

 

小学生時代は、同級生と探検ごっこをして遊ぶのが好きだった。

 

 

当時、ドラえもんの映画を一度見ただけで全ての台詞を暗記していたくらい記憶力の良かった私は、探検隊のリーダーに抜擢される。

 

日が暮れるまで遊び、どれだけ遠く離れた街に行っても、持ち前の記憶力の良さで確実に帰ってこられた。

 

 

一度通った道は瞬時に記憶し、二度と忘れることがない。

 

この記憶力の良さは今でも健在で、ほとんどの出来事を鮮明に覚えている。

 

 

中学生になると不登校を経験し、世の中の全ての出来事に反発心を持つようになる。

 

家も学校も社会も全てに嫌気がさしていた。

 

長渕剛尾崎豊の歌を聴き、何度も家を飛び出したい衝動や、盗んだバイクで走り出したい衝動に駆られた。

 

そして中学3年生の時、このままでは私は一生幸せにはなれない。

 

今いるこの自分の世界から飛び出さなくてはと決意し、高校生になった瞬間にキャラ変をする。

 

 

それまでは内向的で無口な性格だったが、一気に真逆の社交的な性格に振り切ったのが功を奏し、とても楽しい学生生活を送ることに成功した。

 

 

高校3年間では神様に強い憧れを持ち、万能感に憑りつかれ、全知全能な存在を目指していた。

 

神様と同等の全知全能、万能感を手に入れたくて頑張っていた日々。

 

この異常な渇望は23歳まで続いていた。

 

 

この頃になると、何とも風変わりな私の人格は他者を全く寄せ付けない雰囲気になっており、あだ名はいつも「奇人変人宇宙人」。

 

今思えば何とも不名誉なあだ名である。

 

 

20代になると、絵に描いたようなリア充生活を送り、人並みに恋愛や結婚、友達や社交的な付き合いも増え、とても楽しく暮らしていた。

 

 

30代には資産形成に興味を持ち、老後のために投資に熱中。

 

お金を稼ぐことだけに集中するようになる。

 

 

これだけ資産を作ればもうこの先の人生は安泰だと思った矢先、人生で最大の試練が起きる。

 

「原因不明の体調不良で倒れて寝たきり生活」

 

今までの人生でも何度かの試練は経験したけれど、正直これが一番キツかった。

 

 

ある日突然倒れて救急車で運ばれ、病院で検査入院をするも原因不明。

 

動けなくなった私は、毎日ベッドの上でただただ天井を見つめていた。

 

その一年後、期せずして自分が倒れた原因を知ることになる。

 

 

それはある精神科医の一言だった。

 

「あなたが倒れた原因はストレスです。それも今この瞬間に感じているストレスではなく、幼少期からずっと未完了のままになっている親子の問題がストレスの根本原因です。」

 

 

親の呪縛については嫌というほど認識しており、いつか手をつけなければいけない問題ではあったけれど、ついにその時が来てしまった。

 

出来れば上手に抑圧したまま、一生墓場まで持って行きたかったけれど、神様はそれを許してはくれなかった。

 

 

その時、私は40歳。

 

これを機に、人間のパーソナリティ(人格)、認知、親の呪縛、トラウマ、不定愁訴などの心と体の問題を徹底的に研究し、今ではそれらの解決方法について情報発信をしている。

 

人間の本質、生きる目的、認知の歪み、潜在意識の書き換えなど、かなり深いレベルで人間と認知を掘り下げるようになったことで人生が180度変わり、めでたく私は宇宙人から人間になった。

 

 

今では相手がどんな言葉を使っているかを聞くだけで、その人にどんな思い込みがあるかを一瞬で見抜けるまでになり、ますます人間、そして人生が面白くなった。

 

 

前回書いたプロフィールでは、3回のニアデス体験を経て、その後穏やかに暮らしていると書いたけれど、その後にまさか4回目のこんなに大きな試練が来るとは想像もしておらず、人生って本当に面白いなと思っている。