自分には何かが足りない。
何かを身につけなきゃ。
自分を完成させなきゃ。
完璧にならなきゃ。
と思って外から何かを付け足そうとする。
足りないものを外から付け足す。
埋め合わせる。
これはそのままの自分には価値がないと言っているのと同じ。
物を収集する癖がある人も同じ。
完璧な人を目指すのも同じ。
しかし、この生き方はうまくいかない。
何故ならベースが「自分には価値がない」から始まっているから。
足りないものを埋めたい。
何かを付け足したい。
という思考から始まっているから、永遠に心は満たされない。
完璧や完成という言葉は今の自分は不完全だ。
まだ足りないと言っているのと同じ。
まだ足りない、何かを付け足したいという思考は、ずっと欠乏感にアクセスしているので、永遠に欠乏感だけが再現され続ける。
人間は今の自分に満足し、今の自分を自己受容し、そのままの自分を受け入れない限り、永遠に幸せにはなれない。